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仕手株とは?
仕手株とは、仕手が利益を得るために利用する、投機的な取引の対象となりやすい株式のこと。
主に、株価の安い低位株で、空売りが可能で発行株数の少ない銘柄がターゲットになる事が多い。
仕手筋は優良企業ではなく、むしろ「賛否両論があるような銘柄」を、仕手戦を始める前にひっそりと買い集める。
または、逆に空売りができない信用銘柄を仕掛け、一方的に上げていく手法もある。
この場合、空売りができない為、現物の買いに信用の買いが加わり、上昇に加速がつき一気に上げていく。
上がるから買う、買うから上がる…という連鎖になる。
新値が8手(新値八手十手)も入れば天井だが、まだまだ上がる可能性もある。
しかしピークを打つと、ストップ安を続けるなど急落する。
仕手株概要
仕手株は、巨額の投資資金を武器に銘柄の価格や売買高を意図的に操縦し、利益を得ようとする。
ひとたび仕手株が動くと、企業業績とは無関係に株価が急変動する。
通常は、仕手筋以外の投資家の投機資金を巻き込みながら、一定期間をかけて急騰や急落を繰り返すが、やがては企業業績に見合った株価位置に戻っていく。
一般に仕手と呼ばれるには市場関係者にその存在が知られ、取次証券の売買手口から「○○筋が動いた」などと認知されるようなものを指す。
これはかつての仕手筋が地方や中小の証券を取次にしていたためで、普段はほとんど注文のない弱小証券が突然大量の注文を特定銘柄に集中させ始める事から「主役(シテ)登場」と表現された事による。
今日ではネット証券経由による売買注文が中心になっていることから、かつてのような「仕手」は認識されにくい状況にある。
仕手戦
仕手戦とは、仕手と呼ばれる投機家同士が、売り方と買い方に分かれ争い、投機的な売買で利益を得ようとする相場の状況である。
安値の株を大量に買い続けて株価を急激につり上げる買い方、信用取引を利用し割高と思われる株を大量に売り続けて株価を叩き落とそうとする売り方、双方の激しい争いになる。
制度信用を利用する売り方は半年以内に買い戻さねばならないルールがあるため、買い方はさらに買い上がることで売り方を締め付け、売り方は逆日歩や追証などの負担から買戻しを余儀なくされ、さらなる急騰を演じる場合がある。
資金力のある機関投資家同士の仕手戦は熾烈を極め、山一證券による旭硝子仕手戦などが有名である。